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TEL. 0229-22-9911

〒989-6155 宮城県大崎市古川南町三丁目1−3−5

お知らせCOMPANY


当施設での治療上得られた臨床データは過去のものも含め匿名化(特定の個人を識別できないようにして)した上で医学の発展、今後の患者さんの為に臨床研究、疫学研究に使用し、発表することがあることをご了承下さい。
なお研究目的への匿名化されたデータ使用に協力を希望されない場合は施設長までお知らせ下さい。その場合も治療内容等に一切の影響はありません。




ガンマナイフ治療後の転帰調査(観察研究)について

1.研究の対象
1991年11月以降に当院でガンマナイフ治療を受けられた方
2.研究期間
2020年10月(東北大学倫理委員会承認後)〜2025年9月
3.研究目的
ガンマナイフ治療の成績を明らかにし、今後の治療方針の決定に有用な情報を提供することを目的としています。
4.研究方法
 当院でガンマナイフ治療を受けられた方を対象として、研究事務局が作成した調査票に、身体所見・検査所見・治療法・その後の経過などを担当医が記載し、集計されます。この研究のために使われる病気や身体の様子などについての情報は匿名化し、個人が特定されない状態で適切に管理します。それらは研究目的以外には一切使用しません。
5.研究に用いる試料・情報の種類
情報:病歴、治療歴、副作用等の発生状況、カルテ番号、画像データ 等
6.外部への試料・情報の提供
該当しません。
7.研究組織
当院の単独研究です。
8.お問い合わせ先
本研究に関するご質問等がありましたら下記の連絡先までお問い合わせ下さい。
また、情報が本研究に用いられることについて患者さんもしくは患者さんの代理人の方にご了承いただけない場合には研究対象としませんので、下記の連絡先までお申出ください。その場合でも患者さんに不利益が生じることはありません。

  照会先および研究への利用を拒否する場合の連絡先:
989-6155 宮城県大崎市古川南町3-1-3-5、TEL 0229-22-9911
古川星陵病院 鈴木二郎記念ガンマハウス
研究責任者:城倉英史





一般社団法人日本脳神経外科学会データベース研究事業(Japan Neurosurgical Database:JND)研究に対するご協力のお願い

近年、高齢化の進展と医療費の増加に伴い、世界的に医療の質や適切な医療を受けることに対する関心は高まりつつあります。本研究の目的は、一般社団法人日本脳神経外科学会(以下、本学会)会員が所属する、日本全国の脳神経外科施設における手術を含む医療情報を登録し、集計・分析することで医療の質の向上に役立て、患者さんに最善の医療を提供することを目指すことです。解析にあたって提供するデータは個人を特定できない形に加工した上で(匿名化)提供されますので患者さんのプライバシーは完全に保護されます。
もし、データベースに御自分のデータが使用されることを拒否される方は当院窓口までお申し出下さい。その他研究事業についての資料の閲覧を希望される方は、研究班ホームページ(http://jns.umin.ac.jp)を御参照ください。



一般社団法人National Clinical Database (NCD)の手術・治療情報データベース事業への参加について

当施設は、一般社団法人National Clinical Database(NCD)が実施するデータベース事業に参加しています。この事業は、日本全国の手術・治療情報を登録し、集計・分析することで医療の質の向上に役立て、患者さんに最善の医療を提供することを目指すプロジェクトです。この法人における事業を通じて、患者さんにより適切な医療を提供するための医師の適正配置が検討できるだけでなく、当施設が患者さんに最善の医療を提供するための参考となる情報を得ることができます。何卒趣旨をご理解の上、ご協力を賜りますよう宜しくお願い申し上げます。

1.NCDに登録する情報の内容
2014年1月1日以降、当施設で行われた手術と治療に関する情報、手術や治療の効果やリスクを検証するための情報(年齢や身長、体重など)を登録します。NCDに患者さんのお名前を登録することはなく、氏名とは関係のないIDを用いて登録します。IDと患者さんを結びつける対応表は当科で厳重に管理し、NCDには提供しません。
2.登録する情報の管理・結果の公表
登録する情報は、それ自体で患者さん個人を容易に特定することはできないものですが、患者さんに関わる重要な情報ですので厳重に管理いたします。当施設及びNCDでは登録する情報の管理にあたって、情報の取り扱いや安全管理に関する法令や取り決め(「個人情報保護法」、「疫学研究の倫理指針」、「臨床研究の倫理指針」、「医療情報システムの安全管理に関するガイドライン」等)を遵守しています。データの公表にあたっては、NCDが承認した情報のみが集計データとして公表されます。登録するデータがどなたのものであるか特定されることはありません。
3.登録の拒否や登録情報の確認
データを登録されたくない場合は、登録を拒否して頂くことができます。当科のスタッフにお伝えください。また、登録されたご自身のデータの閲覧や削除を希望される場合も、当施設のスタッフにお知らせください。なお、登録を拒否されたり、閲覧・修正を希望されたりすることで、日常の診療等において患者さんが不利益を被ることは一切ございません。
4.NCD担当者の訪問による登録データ確認への協力
当施設からNCDへ登録した情報が正しいかどうかを確認するため、NCDの担当者が患者さんのカルテや診療記録を閲覧することがあります。当施設がこの調査に協力する際は、NCDの担当者と守秘義務に関する取り決めを結び、患者さんとIDの対応表や氏名など患者さんを特定する情報を院外へ持ち出したり、口外したりすることは禁じます。本事業への参加に関してご質問がある場合は、当科のスタッフにお伝えください。また、より詳細な情報は下記に掲載されていますので、そちらもご覧ください。


一般社団法人National Clinical Database(NCD)ホームページ
URL: http://www.ncd.or.jp/





脳動静脈奇形に対する新たな治療の試み
―脳動静脈奇形に対するガンマナイフ・塞栓術併用療法の出血予防に関する前向き観察研究

1. 背景と研究内容  
比較的小さな脳動静脈奇形に対しては、ガンマナイフ単独治療でも十分な治療効果が得られることはこれまで証明されていましたが、大きな脳動静脈奇形や動脈瘤を合併した症例など出血リスクが高い症例においては、残念ながらガンマナイフ単独治療では十分な出血抑制効果が得られていないというのが現状です。  
この弱点は、ガンマナイフ治療後に血管奇形の主要血管を閉塞させ流入する血流を減少させるための塞栓術を追加することで、克服できる可能性があります。  
かつて、ガンマナイフ治療の前処置として塞栓術を併用する治療法が行われた時期もありましたが、この順番で行う2つの治療の組み合わせには様々な問題点があり、塞栓術併用はガンマナイフ単独治療より閉塞率が劣る、というのがこれまでの定説となっていました。こうした状況から、ガンマナイフ治療前に塞栓術を行うことは世界的に見ても減少し、我々の施設でも1990年代中盤よりほとんど行われなくなっていました。  
しかし、塞栓術の役割を変更し、ガンマナイフ治療後に塞栓術を追加する形にすることで、前処置としての塞栓術が持つ問題点の大部分は解決することが可能であると考えました。さらに、近年の塞栓術の技術、塞栓物質、カテーテル等の進歩により塞栓術に伴うリスクは以前に比し大幅に低下しています。  
このような状況から、ガンマナイフ治療後に塞栓術を追加する「脳動静脈奇形に対するガンマナイフ・塞栓術併用療法の出血予防に関する前向き観察研究」を2015年11月から開始しました。治療後長期の経過観察を行い、十分な出血予防効果が得られているか否かを確認することにしています。  
この治療方法は、すべての患者さんに対し行われるものではなく、それぞれの病態を見極めながら、その適応の有無を検討しています。もちろん、治療適応がある場合でも、患者さんの意志によりガンマナイフ単独治療を選択することも可能です。
2. 研究の倫理性とプライバシーの保護  
この研究は、倫理審査委員会によって研究計画の妥当性が評価されています。つまり、患者さんの権利が守られていることや医学の発展に役立つ情報が得られることなどが検討され,計画が適切であることが認められています。また、病歴記録などは本研究のデータセンターに保管され、個人情報の保護には十分配慮されています。
3. 研究参加施設  
ガンマナイフ治療担当施設:当施設、NTT東日本関東病院ガンマナイフセンター  
塞栓術担当施設:広南病院血管内脳神経外科、仙台医療センター脳神経外科、北里大学病院脳神経外科





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